今さらだけど「少女」読みました。
こんばんは〜、今回は湊かなえさんの「少女」を読んだ感想を拙い文章で書かせていただきます。
とりあえず、圧巻でした。なぜ自分は映画化された時に映画も見ずに本も読まずにいたのか。勿体無さを感じるくらいに。
あらすじはだいたいこんな感じです。
高校2年の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から親友の自殺について話を聞いて「自分も人の死を目の当たりにしたい」と考えるようになり、、、
由紀は病院へボランティアに。敦子は老人ホームへボランティアに。お互い死に近い場所で「人の死」を目の当たりにする機会を伺います。
この本は2人の女子高生の身近な人の死への好奇心で作られています。もちろんそれだけではないけど!
読み進めていくとありとあらゆる所に伏線が散りばめられていて、読む手動く目が止まりませんでした。。
作中に出てきた人物1人1人が役割を持っていて「あれ?もしかしたらこれはあの人のことを言ってるんじゃないか。」というように別段注視して読んでいない自分にもわかるように書かれていて、ハラハラドキドキでした(笑)
死というものをテーマにしつつ
死というのものが周りに、自分に与える影響。というよりかは、身近な人の行動や過ちが自分や周りの人に与える影響。
死を舞台に何か他のことをテーマにしているような本で作品でした。
ほんっっとに良い読書できたな!って感じでまだドキドキしてます!
湊かなえさんの作品は「高校入試」と「白ゆき姫殺人事件」をドラマと映画で見ただけなので、これからこの2つの作品も含めて本を読んで もっとドキドキさせていただきたいです!
次は「リバース」を読みます!
では!