「逝年」 読みました。
こんばんは、ずいぶん時間が空いてしまいました。。
次の記事では「武道館」を読んだ感想を記事にしようと思ってたのですが、先に「娼年」の続編である「逝年」についての記事を書きます。
ここからネタバレ含みます。
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この本は「娼年」の続編で、売春クラブのオーナーである御堂静香が逮捕された後のクラブの様子が書かれています。 リョウ、サクラ、アズマ、メグミが4人でクラブを立て直していくという話になっていて前よりは起承転結の部分がはっきりはしてないかなと思いました。
「娼年」ではリョウが段々と大人になるというか成長していくのがよくわかるような描写が多かっただけに、「逝年」ではもの足りなさを感じてしまいました。
新しいクラブのキャストとしてアユムという人物が登場します。体は女性だけど心は生まれつき男性という問題?を抱えていて、それを理解できない父親との間に壁があり、その問題はクラブの問題へと発展してしまいます。
この性別の問題は本だけの話ではなく、実際に現代社会の大きな問題の1つとしてニュースになる日も珍しくありませんよね。 本を通してだけではあるけれど、普段なら考えようとすらしない問題についても触れてしまえたのですこーーしだけ勉強にもなりました。
あまり深い内容については触れてないけれど、もし気になったら読んでみてください!
ではまた次の記事で!